葉酸とは?なぜ必要なのか詳しく解説

葉酸は、胎児の健全な発育のために、非常に重要な役割を持つ栄養素です。このことは、母子手帳にも記されているし、厚生労働省も1日400μgの摂取を推奨しています。

特に妊娠初期の段階(0週~4ヶ月)で、胎児の脳や脊椎を形成するときに、葉酸が必要となります。そのため、とにかく早い時期から葉酸を摂取することが大切です。

妊娠が発覚してからでは、若干タイミングが遅くなってしまう可能性があるので、理想としては、妊娠を希望する段階で、摂取を始めるのがベストです。

葉酸の摂取が赤ちゃんの障害リスクを減らす

なぜ、妊婦さんに葉酸の摂取が推奨されているのか。それは、赤ちゃんの健全な発育に必要であるとともに、胎児の神経肝閉鎖障害のリスク(先天異常)を低減できるからです。

葉酸が不足した場合のリスク

胎児の脳や脊椎が形成されるときに、葉酸が不足すると、「二分脊椎」や「無脳症」といった障害が起こるリスクが高まるとされています。

妊婦さんに対しての葉酸の具体的な効果については、なぜ妊娠中に葉酸が必要なの?妊婦さんに対する葉酸の効果まとめも参考にしてみて下さい。

厚生労働省が推奨している葉酸の種類と摂取量

葉酸には、食品から摂れる天然由来の「ポリグルタミン酸型」と、サプリから摂れる合成成分の「モノグルタミン酸型」の2種類があります。

  • 食品に含まれる葉酸=ポリグルタミン酸型
  • サプリに含まれる葉酸=モノグルタミン酸型

そして、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減の効果が確認されているのは、モノグルタミン酸型の葉酸です。

厚生労働省も、サプリメント(モノグルタミン酸型の葉酸)から1日400μgの摂取を推奨しています。

葉酸を含む食品をたくさん食べればOKというわけではないので、注意が必要です。

ポリグルタミンとモノグルタミン酸型の見分け方などは、葉酸サプリ選びに重要な3つのポイントで詳しく解説しています。

男性にも葉酸は重要な栄養素

カルフォルニア大学の研究チームによると、葉酸を摂取していた男性は、摂取していなかった男性に比べて、染色体異常の精子数が20~30%低いという調査結果が発表されています。

つまり、男性が葉酸を摂取することで、精子の染色体異常(精子の奇形)を減らすことが出来るということです。精子の質が高まるため、妊娠がしやすくなるなど、妊活にとってプラスになります。

妊娠前の段階から葉酸を摂取する場合は、女性だけでなく男性も葉酸を摂取すると良いでしょう。

  • 精子の染色体異常を軽減できる
  • 1日の推奨量は240~400μg
  • 精子が作られるのに80日かかるため、3ヶ月以上の継続が大切

ビタミンB12と併せて摂る

葉酸はビタミンB群の一種(ビタミンB9)で、ビタミンB12と協力して働く栄養素です。

ビタミンB12は、葉酸とともに細胞分裂に欠かせない核酸(DNA)の合成に関わっています。これは遺伝情報を伝えるうえで欠かせないものです。また、赤血球の合成にも関わるため、妊娠中の貧血予防にもつながります。

そのため、葉酸サプリを選ぶ際は、ビタミンB12が一緒に配合されているものを選ぶようにしましょう。

妊活開始、妊娠発覚したら葉酸サプリの摂取をスタート

赤ちゃんの障害リスクを減らせることが確認されており、厚生労働省も葉酸サプリの摂取を推奨しています。

サプリの価格は、およそ1日100~150円です。このぐらいの負担で、胎児の健全な発育を促せるのですから、飲まない理由はありません。

  • 妊娠を望んでいる
  • 妊活している
  • 妊娠が発覚した

上記のいずれかにあって、まだ葉酸サプリを飲んでいない場合は、早めに準備していきましょう。

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