葉酸についての良くある質問Q&A

妊娠したとき、赤ちゃんを望んだとき、葉酸について正しく知っておくことはとても大切です。しかし、聞きかじりの情報だけでは、色々勘違いしていることもあるかもしれません。

妊婦さんなら必ず覚えておきたい葉酸の摂り方、サプリの選び方について、Q&A形式で分かりやすくまとめました。葉酸についての良くある質問、疑問と、その回答を見ていきましょう。

葉酸についてのQ&A

妊娠中の葉酸摂取は食事からだけではダメなの?

胎児の障害リスク軽減効果が確認されているのは、サプリ(栄養補助食品)から摂取できるモノグルタミン酸型の葉酸です。食品からの摂れるポリグルタミン酸型の葉酸は、研究による効果が確認されていません。

また、葉酸は熱に弱いため、調理の際に失われてしまうこと。食品から摂る場合は、体内での利用効率が悪いこと。これらのことから、厚生労働省はサプリから葉酸を摂るように推奨しています。

なぜ妊娠したら葉酸を摂る必要があるの?

葉酸が摂ることで、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らせることが、研究によって確認されているからです。

特に妊娠初期の段階で葉酸が不足してしまうと、赤ちゃんの障害リスクが高くなります。そのため、妊娠が発覚したら、なるべく早く葉酸サプリの摂取を開始する必要があります。

どのくらいの量の葉酸を摂取すればいいの?

基本的には、サプリから1日400μgの摂取が推奨されています。

基本的に。というのは、正確には下記のように妊娠日数によって推奨摂取量が変わるからです。しかし、多くのサプリは1日分が400μgとなっているので、授乳期間までの間、1日400μgを摂っておけば問題ありません。

  • 妊娠前~妊娠4ヶ月まで:400μg
  • 妊娠5ヶ月~授乳が終わるまで:280μg

厚生労働省が定める、サプリからの摂取上限は1mg(1,000μg)なので、妊娠5ヶ月後以降400μg摂取したからといって、摂り過ぎになる心配もありません。

妊婦さんが葉酸を摂るのは胎児のためだけ?

葉酸は、妊婦さんの健康のためにも、大切な栄養素です。

赤血球を造るために、ビタミンB12とともに働くため、不足すると悪性貧血を引き起こします。また、母乳の材料も血液なので、授乳期間中もしっかり摂取することが大切です。

葉酸はいつからいつまで摂れば良いの?

厚生労働省は、少なくても妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までは摂ることを推奨しています。しかし、葉酸は赤ちゃんの細胞分裂や、お母さんの貧血予防、母乳にも関わるため、3ヶ月以降も飲んだ方が安心です。

いつから?

妊娠1ヶ月前といっても、いつ妊娠するかは分からないので、妊娠を望んだ時点で葉酸の摂取を開始するのが理想です。また、妊娠発覚時に葉酸を飲んでいなければ、スグに摂取をスタートさせましょう。

いつまで?

葉酸は胎児の障害リスク低減の他、赤ちゃんの発育のための細胞分裂にも必要な栄養です。そして、母体にとっては、血液を造るために欠かせません。妊娠中は悪性貧血の予防のため。産後は母乳のために、葉酸が大切です。

そのため、授乳期間が終わるまで、葉酸を摂るのが理想的です。

天然葉酸と合成葉酸のサプリどちらが良いの?

厚生労働省が推奨しているのは、サプリから摂取できる合成葉酸です。葉酸は、以下のように、区別されています。

  • 合成(folic acid):モノグルタミン酸型
  • 天然(folate):ポリグルタミン酸型

胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らせる効果がされているのは、モノグルタミン酸型の葉酸です。

一見、天然成分の方が身体に良さそうなので、注意しなくてはなりません。

妊娠中、葉酸以外にサプリで摂っておきたい成分はある?

葉酸は、ビタミンC、B6、B12とともに働く栄養素なので、これらのビタミンも併せてサプリから摂ると効果的です。

また、妊娠中に不足しがちな栄養として、よく挙げられるのは、鉄分、カルシウム、マグネシウム。胎児の成長に欠かせない亜鉛。などが配合されていると安心です。

妊娠中は、つわりなどで思うように食事が摂れないことがあります。しかも、通常よりも多くの栄養を必要とする時期です。食事から十分な栄養を摂れるに越したことはありませんが、サプリによって補助していくのが現実的です。

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